制作:2023年7月
キットについて
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場するガンヴォルヴァです。発売日に違うルートで運よく購入できた2機を同時に制作して、ランナーごとに異なる塗装を試してみました。色変えシミュレーションを兼ねた、ちょっと実験的な制作です。
同じキットを2つ並べて、片方を青系、もう片方を赤系にまとめています。ランナー単位で塗料を割り当てると、どのパーツがどんな印象になるかを一度に見比べられるのが面白いところでした。なお、これはまだ缶スプレーで塗っていた頃の制作です。
ちょっと豆知識:発売当時のガンヴォルヴァ
実は劇中登場前は「新商品A(仮)」という伏せた名前で予約が受け付けられていて、「新しい量産型ガンダムでは?」と噂されていました。ところがアニメ本編でその正体がMS型の無人ガンビット(遠隔操作端末)だと判明。集団で学園を襲うという無人機ならではの活躍を見せたことで、「劇中を再現したい」と複数機まとめ買いするモデラーが続出した一機です。キット自体も組みやすさ・可動範囲ともに評判がよく、水星HGシリーズらしい完成度の高い良キットでした(足首のボールジョイントが固めで折りやすい、という注意点はありますが)。
キット情報
制作工程
- 素組み・仮組み
- スジボリ
- 塗装
- 墨入れ
- デカール
- トップコート(一部なし)
塗装レシピ
ランナーごとに塗り分けて管理しました。色変えシミュレーションを兼ねているので、同じランナーでも機体ごとに違う色を試しています。「→」は塗り重ねの順番です。
| ランナー/部位 | 塗料・塗り重ね |
|---|---|
| Aランナー:ホワイト | 整形色そのまま |
| Aランナー:ダークグレー | S8 シルバー → S90 シャインシルバー → S50/S47 クリアカラー(青・赤) |
| Bランナー | S40 ジャーマングレー |
| Cランナー | S8 シルバー → S90 シャインシルバー → S101 スモークグレー |
| 武器・ダークブルー・サーベル | S28 黒鉄色 |
| 差し色(ワンポイント) | H9 ゴールド |
H9 ゴールドは色ノリがとても良い。 この一本は差し色に使いやすく、これ以降よく登場するお気に入りになりました。
トップコートなし。 金属色系はクリアコートすると曇りやすいため、今回は省略しました。
制作メモ
うまくいったこと
ねらい・遊び心
失敗・反省点
赤の機体は塗装が荒れてしまいました。 シャインシルバーの乾燥が甘かったのか、スモークグレーを重ねたときに下の塗装が泳いでしまったような現象です。缶スプレーは塗りの加減が難しく、仕上がりの分かりにくいクリア塗装でつい厚塗りになってしまったのだろうと想像しています。
青のクリアも厚吹きになってしまいました。 よく見ると色が均一にのっておらず、ムラが出ています。缶スプレーは、よほど薄く・何度も重ねるくらいの気持ちでないと均一にならない、と痛感しました。
そのほか、トップコートなしのためゲート跡が目立つ箇所も残りました。メタリック塗装はゲート処理の甘さがそのまま出ます。
次回への教訓
完成ギャラリー
青系・赤系の2機を並べた完成写真です。ランナーごとの塗り分けがどんな表情になったか、見比べてみてください。
使用塗料
いずれもGSIクレオスの製品です。メインはMr.カラースプレー(缶スプレー)、差し色のゴールドのみ水性ホビーカラーです。
